魍魎の匣を読んだ
 ここ数週間ガルパンの劇場版を見てきたというのに具体的な感想を書こうともせず
1冊の本に向き合っていた。
これは私にしてはとても珍しいことで、通常3冊ほどを同時に読み始め
ノッてきた本に集中するのだがそれは怒涛の勢いでもって他の本の介在を許してくれなかった。
魍魎の匣だ。
 魍魎の匣をたった数分前に読み終わり自分に落とし込もうと感想を練っているのだが上手く成らない。
ミステリーとしてはバカな私にでも読めてしまうくらい1つ1つの要素はシンプルだった。
それらが劇中のように複雑に絡み合って勢いを生んでいる・・・ような気がする。
境界線上のホライゾンに匹敵するほど分厚いし、多様な時系列が入り組んでるし
私のような人間にでもわかるようには噛み砕いて書いてくれているけれど内容自体は難しい。
それに無学な私には普段見かけない漢字も多いし、民族学的な話になると
古語なのだから当たり前なんだけれどひらがなの羅列を飲み飲むので手一杯。
何度も口の中で声を発さず音読したものか。
宗教家と超能力者と占い師と霊能者の分類が特に面白かったな。
関口君のように私も時と場所が揃ってしまったら魍魎に当てられてしまうのかともつい考えてしまう。
影響されやすい性質を持っているのは自覚しているつもりだけれど新たな自分の考え方
カッコつけちゃえばそれこそ匣が開けられた感覚がする。

正直どこにスポットを当てたら良いのかもわからないくらい多岐にわたる層の組み合わせだし
ミステリーと一括りにしてしまうには大きすぎる。
まさしく劇中の言葉を借りて「魍魎」という他無い、ような。
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